県教委としての矜持を
昨日、大学入試改革の記述式導入が正式に見送られました。
大学入試改革には、無理を押し通す理由がありました。
利権です。
かたや、千葉県教育委員会。
合否の逆転をわざわざ引き起こすことに、なんらメリットがありません。
批判的な新聞報道も出ています。(2/17読売朝刊より)
それでも18点付与のみを押し通すとしたら、それは「体面を保つ」ことに他ならないし、知性のかけらもありません。
ですから、私は千葉県教委が、まさかそんな非論理的なことをするはずがないと思っています。
昨日はテレビやラジオの報道で、国のやり方への批判が流れていましたが、
文科省を県教委に、記述式を18点付与に置き換えると、世論がどっちを向いているか見えることでしょう。
(報道ステーションより)
(news23より)
なぜ批判が起きたのか、ご存知ですよね?
(報道ステーション)
東大の南風原教授が、なぜ文科省が止まらなかったかコメントされました。
(報道ステーション)
Q.文科省はごまかしがなかった?
教育委員会への電話で何度か言いました。
「後から言い訳するのはみっともない」と。
県教委としての矜持を正していただけると信じています。
(ちなみに私は利権の流れを止めた萩生田さんを評価しています)