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東葛中受検にまつわるエトセトラ

今日の段階でわかったこと

教育センター学力調査部の方と電話でお話しさせていただきました。

1)15:35に検査が終了してから措置が決まるまで、何時間くらい議論が行われたのでしょうか。

→時間はお答えできない。

2)この措置は、主にどのような方が判断されたのでしょうか?

→15:35に検査が終了して脱字について報告され、教育長を含めた教育委員会の幹部で措置について議論されて決まった。(はっきりとはおっしゃらないが、幹部で議論したということなので、テストの専門家はいなかったと思われる)。

3)教育委員会が「あてはまる」の「ま」が抜けたことで、完全に問題不成立と判断した、という理解でよろしいでしょうか?

→「ま」が抜けたことで解答できなかった受検生に不利にならないようにと考え、問題は成立し得ないということで、18点付与となった

このような回答でした。

新たに分かったこととしては、正解した受検生が得点源から18点のアドバンテージを失い、合否が逆転する危険性があることは、幹部に伝わっている。
ホームページでは18点付与ということを発表しているが、協議が続いている、継続中であるということです。文書をいつ送るか、どういった内容で送るかというのも含めて協議中だそうです。(協議の結果どうするとは言っていません)

これに対して私が思ったことは、現在も協議中であるという点を明らかにしてくださったことは、これまでやり取りしてきた中で、最大限の誠意と感じました。
受検生一人一人の立場に立つと、それを「良い」「悪い」と言うことはできませんが。
7日の時点では脱字の影響を受けた子の事しか考えられていなかったけれど、現在は正答した子のことも考えてくれているのではないか、と私は受け取りました。

私からお伝えしたのは、18点付与を変えずに、「この子できているから拾っておこう」などと見えないところで入れ替えがあるのは、テストに対する信頼が一番なくなる。子どもたちも納得できない。最後の最後で報告書で調整といったことはある”かも”しれないけれど、まず一次ですから、こういう基準で決定したということを公表してほしい。情報開示は最初からした方がいい、うやむやは通じない、ということはしっかりお伝えしました。

教育委員会の幹部っていったい誰?ということで、人事異動発令を見てえらい人をググってみたんですけど、お役人ではあるけれど、元は先生だった方が多いんじゃないかと。

1つ前の記事に書いたように、「基準の更新」を先にやってしまって、検査事務が始まった今、「基準の調整」をやっているのではないか、というのが私の想像です。採点して、その分析から基準の更新をするというのが本来の手順だとしたら、大変な作業だと思いますがそれは応援したいと思いました。
危機感しかなかった中の、希望的観測です。

受検生が今も振り回され続けているのは事実なので、一人一人の立場に立ったら許せることではありませんが。