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東葛中受検にまつわるエトセトラ

5)どんな小学生だった?

どんな小学生が東葛中に進学しているのか…という視点で、東葛中一期生の印象を思いつくままに書き出してみました。

★読むのが好き
読むことに抵抗がないという人から、活字中毒まで、読むのが好きな人はわりと多いと思います。小説は苦手だけど、趣味に関する本ならどんどん読んで独学できるという人も。個人差があるので、読むのが好きではない人もいます。

★数学が好き
好きな言葉を聞かれると、数学用語を答えてしまう、難問を出されるとつい解いてしまう、といった人たち。少人数であれこれ言い合う数学の授業は数学好きにぴったりです。
一方、数弱な人もいます。ユズは小5の終わりまで、繰り返してやらされる計算ドリルが嫌いで、掛け算7の段あたりは、ふわっとしか覚えてなかったようです。

★好きすぎて仕方ないものがある
特定の分野に関してガチで詳しい人がいます。小学校では浮いてしまわないよう、つい隠していた趣味も、この学校では隠さなくて大丈夫。

★続けている習い事がある
部活の活動日が少ないので、運動部をやりながら習い事を続ける人もいます。部活に熱心でないと中学での地位が低い、なんて空気はないので、本格的に習い事に打ち込む人もいます。もちろん習い事をしていない人もいます。

★電車の乗り換えはわりとできる
柏駅まで塾通いしていた人が多く、地元民以外は定期券があるので、行動範囲が広くなります。学校関係で集団で移動することはほとんどなく、現地駅集合ということが多いかと思います。

★私国立受験
「どこを併願したか」「どこ蹴りか」とネットで噂されますが、誰がどこを受けてどこに受かったかなんて、よく分かりません。きっかけがあれば話が出るでしょうけれど、全体を把握するのは無理。

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以降、自分語りになってしまいますが、何かご参考になるかもしれないので、わが家のことを書いてみます。


ユズが塾に通い始めたのは、小5の終わり頃。それまで塾通いや通信教育、問題集などはしていませんでした。地元中に行くつもりだったからです。


ユズが小学生の時、渋谷君と市川さんいう、私立中に進学した同級生がいました。
市川さんは自分でやる子。渋谷君は親御さんのサポートが完璧なタイプ。
学校での成績はだいたい、市川さん>ユズ>渋谷君、の順でした。(小学校の成績が偏差値と違うことは、皆さんご承知の通り)

小5の頃、まだ受検を考えていなかったユズは、中学受験もせず努力していないことを、この二人からよく怒られていました。渋谷君と市川さんから「やればできるのに努力してない」とディスられるくらいのユズが、一年間勉強してギリ合格。
学校の勉強はそこそこできて、子ども同士感じる瞬発力のようなものが少なからずあった、というのがスタート地点です。

受検期のユズの勉強時間は、おそらく2人の1/4ほど。塾費用は、有名塾に2年通った場合の1/4くらいかと思います。
コスパがいい」といえばそうも言えますが、私立組とは、積み重ねたものが全く違います。

県立一本、わが家は落ちて当たり前、東葛中に期待し過ぎない…という気持ちで臨みました。受検することを友人や知り合いには一切話しませんでした。落ちたらしれっと地元中に行けるよう、バザーで中古の制服を入手しておきました。周囲に言うか言わないか、色々な考えのご家庭があると思います。


公立系の模試は、私立メインの人は忙しくて受けられないようですが、模試慣れしていないユズは良い経験になったようです。

公中検は2回受けました。公中検の問題は適性検査ほど難しくないとのこと。
誉田塾のTOP-Sも2回。千葉県立中に特化した模試で、こちらは問題が良く勉強になったとのこと。TOP-Sは親のセミナーも役立ちました。どちらも6年秋に受検。(※2017年からTOP-Sは外部受検を中止するようです。残念!)

突破模試は、運営元の塾のfacebook によると「突破模試=定期健診」とあります。
首都圏共通の問題に適性検査Ⅲを加えた模試を、公中検、市進、栄光、早稲アカなどが実施しています。
知識系の問題を出す模試は傾向が違うので、合格判定をあまり鵜呑みにしない方がいいと個人的には思います。