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東葛中受検にまつわるエトセトラ

2021年6月「数学総合のクラス分けで揉める」


東葛中の一次を受検された皆さん、お疲れさまでした。
落ち着かない日々が続きますね。

ユズが一次検査を受けた頃は、とにかく私自身が不安にならないようにしようと決意し、東村アキコさんの「海月姫」というマンガを買い込んで、本人がいない時に読んでいました。

不謹慎と思われるかもしれませんが、親が頭をからっぽにできる時間を持つのはけっこう大事だと思うんですよね。
大学受験の時は、Netflixのアニメ「宇宙兄弟」の音声をワイヤレスイヤホンでよく聞いていました。
前向きになれるセリフが流れてくるのが良かったです。

このブログ東葛中1期生「ユズ」の受検や学校生活を母目線で綴ったものです。
現在は、東葛高校から東大理科二類を受験した日々の様子をご紹介しています。
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さて、高3の6月は怒涛のテスト週間。

5/30 駿台全国模試(個人)
6/1~4 学校の一斉テスト
6/5 進研模試(全員)

東進の生徒さんは、これに加えて6/6に東大模試を受けたようです。

ユズは合間をぬって、水・金に駿台御茶ノ水校、土曜は河合塾へ。

こういう時、指定校推薦を狙っている人は評定が重要なので、優先順位は一斉テストが上。
ユズは一般受験なので、一斉テストはノー勉でした。


4月に個人で受けた「河合塾プライムステージ」という難しめの模試の結果が出ました。
数Ⅲと英語で、偏差値の差が 40 もあります。
東大はD判定からのスタートです。


6月半ば、学校の授業で数Ⅲの範囲が終了しました。
東葛では例年より早いとのこと。

学校の数Ⅲクラスは、一斉テストの結果でレベル分けが行われました。
ユズはなんとか応用クラスに入れたようですが、数Ⅲの成績は最後まで応用クラスの真ん中くらい。
国立理系としては決して良い方ではありませんでした。

ミカンの時もユズの時も、校内のテストに順位は出ないのですが、外部模試を受けると校内の受験者数と順位が分かります。

それを見ると、得意な英語や国語でも、校内にはユズの上に誰かがいました。
とにかく科目を諦めないことが、国立受験では大事なのでしょう。


数学科の先生方は、中高一貫化で数学の力を伸ばそうとしていると感じました。

ところが数学総合(ⅠAⅡB)で、クラス分けに問題が発生。
一部の先生が勘違いをしたのか、ユズ含め理系の何人かが文系クラスに入ってしまいました。

生徒たちが先生に抗議しますが、話が通じません。友人は意見書を出すとのこと。

結局、数学総合の先生は
「学校は予備校ではない、自分でやれ」
という話をされたのち、アンケートを取って今後の事を決めることになりました。

ユズは最初、自分が聞いた説明通り、理系の授業を受けたいと考えていましたが、中途半端な事をやらされるなら、内職で自習した方がいいと割り切り、現状維持にマルをつけました。


東葛のクラス編成は、受験科目の為だけに分けるのではなく、偏りが出ないようにとても工夫されています。
複雑な作業だという話は、姉ミカンの頃からよく聞いていました。

ですから簡単に批判はしたくありません。
今後、同じミスが起きない仕組みにして頂ければと願います。

数Ⅲの授業は、ユズはとても気に入っていました。
先生が入試問題をよく研究されているとのこと。

政経の先生もステイホーム中に入試問題をかなり研究されたと聞きました。
公立は異動があり様々な先生がいらっしゃいます。
その中でも、知的で熱心な先生方の存在に励まされているようでした。


駿台と河合の東大「冠模試」の申し込みが始まります。
予備校の模試には、一般的な模試の他に、大学に特化した模試があります。
駿台 東大実戦
河合 東大オープン

ユズから「駿台は会場が立教大学になってしまった」と連絡あり。
出遅れたのか、元々設定がそうなのか?

東大模試は本番さながら2日間行われます。
オリンピックの最中、デルタ株が広がる東京に行かせるのは気が重いなぁ、と思った6月でした。