whiteboard

東葛中受検にまつわるエトセトラ

「全員に該当箇所の18点を与える措置」千葉県立中

本件の対応窓口

【制度的な担当】
★千葉県 教育庁 教育振興部 学習指導課 学力向上室

【検査問題に関する担当】
★千葉県 総合教育センター 学力調査部

18点付与については、上記2つの部署が両方窓口になっています。


教育庁への電話1回目】
12/9(月)9:00に千葉県教育庁のサイトに18点付与の通達が出ましたので、教育庁に電話をして意見を伝えました。

まず、18点付与の措置は、すべての答案の該当箇所を確認し、合否に影響しないかを確認してから決めたのか、という点を質問しました。
回答としては「これから」ということでしたので、合否に影響があるかどうか未確認のまま、今回の措置が決まった事がわかりました。
つまり、正解した生徒の時間的なロスは考慮されていません。

私の考えとして、
①該当箇所の正解・不正解・白紙 の数を開示してほしい
②ボーダー層の該当箇所の答案はとくに慎重に分析し、必要があれば合否の逆転がないように一次合格を320よりも増やすべき
③えらい人だけで判断せず、専門家を入れて慎重に分析し情報を開示してほしい
といった点を伝えました。

現在、入試改革の共通テスト記述問題導入について、批判、関心が高まっており、マスコミ・大学・高校・予備校・保護者・生徒が連携して採点の不公平を批判している。初動を間違えると大きな問題に発展することをお伝えしました。
すべての答案、1枚たりとも、合否の逆転があってはならないと伝えました。

これらのことが通らず、このまま18点付与だけとなる可能性はありますか?とお聞きしたところ、話はするが何ともいえないとのことでした。
電話に出たのは本件の担当者でしたが、とくに「この度はご迷惑をおかけして…」のような言葉はなく淡々と受け答えされました。

電話をする前は、教育庁側に何か確証があって決めたのではないか?
つまり、加配をしても合否が変わらない(解けた人がほとんどいない、等)と把握した上での措置ではないかと予想していたため、分析もなく措置が決まったことに驚きました。

中学の先生方に決定権はありません。通常授業がありますし採点で忙殺されていますので、中学にはこの件で電話をしないようにお願いします


教育庁への電話2回目】
12/10(火)16:40、教育庁に電話し、昨日の担当者とお話ししました。
1)私や他の方が電話で伝えた意見は、教育庁内に報告されているか?
→報告している
2)報告方法は、口頭か、文書か、メールか?
→文書と口頭
3)この件の最終決定権は誰にあるか?
教育委員会が決定する
4)大学入試では文科大臣に決定権があるが、決裁するのは教育委員会か、県知事か?
教育委員会だが、誰とは言えない
5)教育庁教育振興部と教育委員会は別なのか?
教育庁教育振興部学習指導課は、教育委員会の事務方。
6)問合せ先にそちらと総合教育センターの2つがあるが、別組織か?
→総合教育センターは問題に関する担当。措置に関しては両方が関わっている。
7)脱字ミスの措置を見直すとすれば、教育委員会なのですね?
→これから決めることなので、誰がとは言えない
(それ大事です、県民は知る権利ありますよと返した)
8)受検生へのお手紙はすでに発送されたのか?
→まだ発送していない。
9)本件は他県の教育関係者にも伝わりつつあり、批判され、県立中への信頼をこわすものである。手紙を発送するより早く動いてほしい。
→伝えます
10)18点付与の措置は、正解した受検生の軽視であり、教育基本法に反する誤った判断。この措置を見直そうという動きはあるのか?
→発表された措置(18点付与)を行う予定です。
11)脱字の責任は県にあり、対処に伴う手紙の費用や選抜基準の変更などいわゆる”実害”は県が負うべきものです。18点付与は、正解した受検生に実害を与える誤った判断です。
→伝えます
12)加配を止めて、そのままの採点で、救済としては二次に進める人数を320人より増やしてほしい。強く希望する。
→伝えます
13)受検生の皆さんがとても不安になっている。一刻も早く動いてほしい。
→伝えます

教育庁塩対応にめげず、続けて動きます。
関心のある方にぜひこの状況をお伝えください。
皆さんのコメントで、様子がわかって話がしやすくなりました。
お仕事関係で役所、議員さんへのアプローチなどアドバイスがありましたら宜しくお願い致します。