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東葛中受検にまつわるエトセトラ

11)授業

まず、市立中・東葛中・市川中の1年生の年間授業時間を見てみましょう。

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市川中は先取りをするので、さすがに授業時間が多いですね。
東葛中と市立中との主な違いは、東葛中は理科が多いことと、年間20時間(中2・3では35時間)、ICT機器とプレゼンを学ぶ時間が設定されていることです。

以下、東葛中の授業についてレポートします。私見なので、間違いや偏りがあるかもしれないことをご了承ください。

【少人数】
数学と英語は、クラスを半数に分けて授業が行われます。

【ICT】
黒板の代わりにホワイトボードが使われていて、すぐにPCを映すことができます。ICT機器が積極的に使われています。
ただし、電子辞書ではなく紙の辞書を使い、手書きで情報をまとめる作業と、パソコンで資料を作る作業は、両方できるようにしています。

【表現する力】
自分で考えて表現することに力を入れています。東葛飾中学の授業の大きな特徴です。

【授業の進め方】
アクティブラーニング型と、講義型で解説する時があります。

月曜の放課後は補習に使われます。たまに高校の数学研究会の方や、教員志望の方が、教えに来て下さることがあります。

【数学】
基本問題はサッとやって、より複雑な問題の解き方を考えることをよくしているそうです。リラックスして、思ったことを言いやすい雰囲気があります。
授業中に皆が数字を「きれい」「きたない」とよく言っているのですが、ユズいわく「数学好きな人は、数学に美しさを求める」のだそう。数学が好きでそれが個性になっている子たちがいるようです。

「これは高校○年でもう一度やるから、しっかり理解しておこう」と重点を置いたり、関連のある○○の定理をかみ砕いて考えたりしているようです。
Z会「プライム数学 代数・幾何」「プライム数学問題集 代数・幾何」を副教材として使用しています。

2年生からは、代数と幾何の時間が分かれるようです。

【英語】
授業は英語で行われています。文法的な解説は日本語あり。
「体育会系実技教科」と呼ばれ、様々な方法で英語を口に出し、体を動かしています。ALTネイティブ先生が英作文のチェック、スピーチのフォローなど細かいサポートをしています。

公立中のカリキュラムでは、高校入試問題に比べると、1年生は簡単な文法しか扱いません。その範囲の中で、英語を口から発する練習をしているようです。

一方、副教材は「New Treasure」「New Treasure文法問題集」「チャンクで英単語」を使用していて、レベルの高い英語にもふれています。いっそのこと、英語だけは先取りを許してもらえたら、自由だろうなと個人的には思います(言語ですからね)。

4月の保護者会で「英語はテストの点数が低くなるが、叱らないでほしい。一人で立てる時が来るから」と言われました。たしかにテスト用に手加減した英語じゃないので「うわっ」と思いますが、テスト自体よりも、テスト直し(課題)に重点を置いているので、「高得点を取れるように」と塾に行くことが求められている訳ではないと思います。
この ”英語まるごと”という感じは、せっかく中高一貫に入ったので、ちょっとぶつかってみて欲しいなと思っています。

【国語】
作品を味わいながら、まとめたり書いたりすることに力を入れているようです。漢字検定3級(中学卒業)の漢字に取り組んでいます。スピーチの機会も設けられています。

【理科】
顕微鏡をじっくり使う環境があり、実験が充実しているようです。先生が用意して下さった資料を使い、実験で学んだことを確認します。2年生からは、理科1・理科2と分野を分けて授業が行われるそうです。

【社会】
講義型の授業と、グループでの調べ学習や発表を織り交ぜて授業を行います。課題のプリントを見ると、考えて文章で書くものが多いようです。

国語・理科・社会の副教材は「実力練成テキスト」。

全国的に中高一貫校では、受験型の勉強から、思考型にシフトさせることに苦労されているそうです。
東葛中でも、他校の経験を踏まえて、先生方が工夫されています。
面白がる力があるか。自分で課題に取り組む気持ちがあるか、が大切な気がします。

【課題の量】
日々の課題を溜めてしまったところに、プレゼンの準備とレポート提出…と重なると、泣きそうです。その「溜めてしまった」は元を辿ると、ユズの場合スマホ、ついダラダラ…が原因だったりします。自己管理が要。
ユズは忙しい時の方が、うまく課題をこなせます。受検の時より今の方が勉強しています。

私立中と東葛中を比較検討されている方は、ミスマッチのないよう、冷静に比べてみてくださいね。授業時間数の違いで明らかなように、私立と公立は違うと思います。



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