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東葛中受検にまつわるエトセトラ

2020受検状況、など

【2020受検状況】
12/7に行われた東葛飾中学校 一次検査の状況も含めて、過去のデータをまとめました。

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【2021年度受検日程】
令和3年度(現小5)の千葉県立中検査日程が発表されています。
この年の二次検査は珍しく日曜(1/24)に行われるようです。二次の合格発表は2/1(月)とのこと。
令和3年度 千葉県立中入学者決定の日程について

こちらも過去の日程をまとめてみました。

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【高校入試 内申の扱い変更】
今年の東葛高校の入試では、内申の扱い(前期)が変わるようです。
今まで5段階×9教科×3年分=135を満点としていたところを、×0.5に圧縮するそうです。
東葛飾高校について参照)

これまでは、自由な校風を謳いながらも、中学で真面目に過ごしてきた生徒が内申で稼げるという特徴があったのですが、船高と同じく当日の試験がより重視されることになります。

内申は絶対評価とはいえ、成績の良い生徒が集まっている地域の中学は、調整のため強制的に点数が引かれるという不公平さがあったので、広い目で見ると、この変更は受験生に寄り添ったものといえるのではないでしょうか。

大学受験でeポートフォリオが使われるのではないか、という点が批判されている現在、高校受験で内申が使われることにも関心が集まっており、この点を見直すことは時流に合った良い傾向ではないかと思います。



【あてはる問題についての報道】
今回の措置の影響について、12/20読売新聞朝刊(地域面)に記事が掲載されました。

www.yomiuri.co.jp

------------- 引用 -------------
” 県教委は「18点の加点は影響が大きく、特別な対応をとった。全員の解答状況を精査し、18点を一律に与える措置により合否への影響が生じたところを考慮した」と説明。ただ、「詳細は控える」とした。
問題文の脱字を理由にした全員加点措置に対して、受験生の保護者らから「かえって不公平だ」などという批判の声が、県教委に70件近く届いていた。”
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批判の声は70件近く届いたのですね。



【高校生のスピーチ】
千葉県立中一次の結果が発表された翌日、私は文科省前で行われた大学入試改革に関する集会に足を運びました。
そこでは、大学教授や教育関係者による様々なお話を聞く機会がありました。その中で、ある高校生のスピーチが心に残りました。

昨年、この高校生へのインタビュー記事がバズって、注目を集めた事があります。記事をご覧になった方もいらっしゃるかもしれません。

dot.asahi.com


そのスピーチの一部を皆さまにもシェアしたく、文字起こしさせていただきます。

---------スピーチ引用--------
まずは感謝から述べさせていただきます。
少なくとも令和1年度については、記述式問題・民間試験導入ともに見送りが決定されました。
その決定に携わった方々、それをもたらした方々に大きな感謝を述べたいと思います。

それは高校生の声を聞きいれたことではなく、そして野党の声を聞きいれたことでもなく、現場と実務的な問題を鑑み、現実的な決定をしたことに対してです。

(中略)
私は完璧な公平性だったり、完璧なアカウンタビリティー(説明責任)を求めてこの場に立った訳ではありませんでした。

ただ、この回答欄に答えを書け
正しいことを書いたら〇をつけて、もし「よく解っている」と思ったら、この学生は私が欲しい学生だから入れてあげるよ、という構造の入試に対して、

正しいことを書いたらちゃんと〇がつくかが明らかでない、
正しいことを書かなくても、もしかしたら点がつくかもしれない、
そういうパッケージにするのであれば、せめてそこは確かにしてほしい。
そう思ったから私はこの場に立ちました。

私は大学入試に完璧な公平性は求めません。
でも少なくとも、私たちを試す側の採点者、入試をデザインする側は、自分が何をやっているのかを解っているべきではないでしょうか?

なぜこの問題を出して、
なぜこの答えを正答として、
なぜこの答えに〇をつけ✕をつけ、
そしてなぜこの何千人を採って
他の幾千を落としたのか?

それを教えてくれとは言いません。
でも少なくとも、採点者は、採る側は、
それを自分の中では、説明できていなければいけないんじゃないですか?

(導入が)中止される前の民間の採点では、なぜそれに〇をつけているのか、✕をつけているのか、確信が持てない採点者が採点するような形式になっていました。
そういうのは、やはり好ましくないと思います。
--------- 引用おわり ---------

この言葉には、千葉県立中を受けられた皆さまの心の内を、代弁する部分があるかもしれないと思うのです。