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東葛中受検にまつわるエトセトラ

二次における18点付与の扱い

12/19(木)に一次検査の合格発表が行われ、千葉中は24名、東葛中は28名と、予定よりも合格数が増えたことがわかりました。

受検生の立場で考えると、これを良いとも悪いとも言えない難しさがありますが、少なくとも何らかの配慮があったことは理解できました。

最初の時点で、県教委が新聞発表したことを、外から変えさせようというのはかなり難しいとお聞きしていましたので、今回多くの方が行動し、問題を指摘した事が状況を変えたのではないかと思います。
コメント欄に様々な視点でご意見頂けたことで、私も自分だけでは思いつかなかった考えを伝えることができました。 

今回動いてくださった千葉県議会議員武田正光先生  には大変感謝しております。 12/10にコンタクトを取らせて頂き、12日の面会時には資料を取り寄せていらっしゃる迅速さでした。私たちにはできない方向から逃げ道を塞いでくださったと思います。この機会にぜひお名前を覚えていただければと思います。

さて、合格人数は増えたものの、教育委員会からは 「問題文に脱字があったため、該当箇所の6問について、受検者全員の得点を合計18点としました。なお、二次検査受検候補者の決定については、この措置による影響も考慮して行いました」 という言葉があったのみでした。

そこで、12/23(月)、幕張の総合教育センターに電話して伺いました。

まず私から、
「18点付与された分は、二次検査ではそのまま合計点に加算されるのですか?」
と質問しました。
それに対する直の回答はなかったのですが、以下2点の説明がありました。

① 二次検査は、報告書・志望理由書・面接・成績を見て、それぞれの学校長が総合的に判断する。そこが学力検査とは違うというお話。

② 一次の合否については、該当箇所を全員18点とした上で、全員の答案を精査し、状況を確認し、この措置による影響も考慮して二次の候補者を決定した。

私からは、
「都立中の合否の基準とは違って、千葉県が“総合的に判断する”という点は前々から聞いていて納得している。そこは変わらずに、18点のプラスはあったが、プラスをした上での精査があった、ということですね?」
とお聞きしたところ、これは肯定されていました。

「問題を解いていない人が丸々18点プラスになって、正解した人が時間をロスした分が配慮されずに不利益を被る、ということはあり得ないと考えてよろしいですか?」 とお聞きしたところ、 「その措置による影響も考慮しました」とのことでした。


ここからは私の所感ですが、
教育委員会の幹部が、検査終了後に、おそらく専門家もいない短時間の会議で「18点付与」を決めてしまった事は、やはり拙速だったと思います。

現場の方々は、これによって苦労したのではないかと推察します。
今回電話をするにあたり、「18点付与の得点分布」と「通常通り採点した得点分布」のどちらが優先されたのかを知りたいと思っていました。

はっきりした答えは得られなかったのですが、文字ではお伝えできない会話の機微から少なくとも
「手をつけなかった人が18点得してラッキー」
ということはなかった、と私は感じました。

教育委員会の現場の職員と学校の先生方が、「脱字によって解けなかった人が不利にならないための18点付与」を崩さずに、正答した人が評価されること、すなわち「考慮」を行ったということです。「全員の答案を精査し、状況を確認し、考慮した」という言葉はメモを取るために繰り返して言って頂きました。

この事から、二次に進まれる皆さんは「×が〇になることはないし、〇が×になることもない」 と考え、1点でも多く得点できるように、自分の苦手に向き合うことが大切だと考えます。

本来ならば、そういったことを教育委員会が説明すべきだったと思います。
情報の開示について、私は1回目の電話からずっと言い続けてきたし、今回も言いました。
しかし、国の大学入試改革問題に目を向けると、謎の判断を下した重要な議事録は、何度指摘しても、正式な手順で公開を求めても出てきません。絶対にミスを認めません。 
その頑なさを思うと、千葉県の情報開示も相当難しいのでしょう。

 

今回、負の方向に振り回された皆さまにとって、「なかったこと」にはできない問題。避けられる事がどうして避けられないのかと苛立ちも覚えます。

1つ1つを紐解いていくと、まず県立中が10倍もの倍率になってしまうことは「人気だね」と暢気に言っていられない切実な問題があると思うし、もしかすると、脱字ミスが起きた裏には人材不足やブラックな環境があったかもしれなくて、私は何を責めて何を責めるべきでないのか、今も迷います。

 

まずは1次を受けられたお子さんが、ぐっと堪えて、あるいは力を抜いて、勇気とともに自分の進路に歩き出す時に、このブログが少しでもお役に立てたらと願っています。