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東葛中受検にまつわるエトセトラ

入試改革と東葛中

このところ、教育関係の講演会にいくつか足を運んでいます。近隣の私立高校や東葛高校が、2020年度の入試改革に向けて、どんなことを考えているか興味がありました。今日はその中で感じたことを書いてみます。

近隣の私立高校の、大学入試改革への対応には、主に2つの傾向が見られるようです。

危機感があり、あるいはこれをチャンスととらえ、新しい学び方を取り入れていこうとする学校。

もう一つは、上位校に多いようですが、すでに思考力のある生徒が集まっているので、今のままいけると見ている学校。

それぞれ取り組みは違いますが、共通しているのは、新しい大学入試に対応できる、思考力のある生徒を求めていること。それが3科から5科入試への変更(市川・昭和秀英・芝柏など)に表れています。

千葉の県立高校入試問題は、思考の段階をいくつか踏まないと解けないようにできているので、理社を捨てずに県立問題に対応できる生徒が欲しいという意図があるようです。

私立の学校説明会に行くと、大学受験対策がセールスポイントになっている事が多いと思います。(そうではない学校もありますが)

東葛高校では、そもそも大学受験は個人のものと考えているように感じます。その気質は、高校の歴史が書かれた「改革の炎はきえず」という本にも描かれています。
この学校は、自分で立ち上がることに価値があると、生徒も先生も考える風土があるのでしょう。

そんな東葛高校が、果たして2020年度の教育改革に向けて、教師主導のもと、アクティブラーニングやプレゼンを中心としたキラキラ授業を展開する、という状況になるでしょうか?先生にもよりますが、全体がそうなるのは違うように思います。

このタイミングで高校に投入されるのが、東葛中生です。
学校側が躍起になって授業を変えなくても、教育改革で求められる要素を3年かけて学んだ東葛中生が、クラス40人のうち10人ほど配置されるのです。

生徒同士が関わり、もしも高校の授業が内側から変わるとしたら、中学で取り組んでいることが繋がる気がします。

入試改革の本格的な運用は、2024年度、つまり現小4(2006年度生まれ)からと予想されます。小学校では、すでにアクティブラーニングを意識した授業に取り組んで、活気ある展開を見せている所もあるのだとか。

一方、試験は変わるわ、ちょうど思春期に重なる2002~2005年度生まれは、いきなり「アウトプット」とか「答えが一つでない問題」とか言われても、わりと困ると思うんです。東葛高校が、東葛なりに教育改革を料理するのに、東葛中というスパイスを使おうとしているのなら、私は面白いと思うのですが。みなさんはどう捉えるのでしょう。




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