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東葛中受検にまつわるエトセトラ

12)「先取り」と進学の話(8/18加筆)

千葉中と東葛中では、いわゆる先取りをしません。

都立で人気の小石川中は、先取りをして高3では受験対策に打ち込むと聞きます。小石川は高校での募集を行わない6年制の「中等教育学校」です。

千葉中と東葛中は、高校で生徒募集を行う「併設型」。高校に入学すると、高入生と内進生の混合クラスになります。

東葛高校の進学面はどうなっているのでしょうか。

東葛高校は、平成19年度に「進学指導重点校」に指定され、県立の3番手として、なかなかの頑張りを見せているそうです。柏に塾や予備校が集まっているので、その利用率は高いと思われます。
2013年~2017年の大学合格状況(現浪合算)はこちら(pdf)。ちなみに今年の東大合格6名は現役だそうです。

今年の大学入試の大きな特徴としては、難関私大が合格者を絞ったことがあげられます。

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東進サイトより引用)

この合格数削減の傾向は、今後も続くことが予想されています。

昔は浪人が6~7割だったといいますが、平成25~28年度の現役率を平均すると、意外にも70.4%とのこと。 この認識が「昔の東葛を知る人」とズレているのは感じます。
昔の東葛は生徒が業者模試を排除していたそうですが、今は全員受けるそうです。

東葛高校、といえば行事。
2016年度の年間予定表を見ると、勉強関連と祭が、ヤケクソみたいに並んでいます。

4日間の一斉テストが終わると、3日間のスポーツ祭。
1ヶ月練習に明け暮れる合唱祭が終われば、大学での進路行事と模試。
準備片付けを含めて6日間に渡る文化祭の翌日は、センター説明会、模試、からの2週間後に4日間に渡る一斉テスト。

会社でいったら、株主総会とプレゼンと社内運動会が並んでるような感じですね。

進学についてデータの見方を知りたい方は、2012年の記事なのですが、さくら進学クリニックさんのこちらのコラムをお勧めします。(※コラムでふれている進学者数は、現在ネットでは公表していないようです)

2010年の記事ですが、こちらも面白いです。データのトリックについてのお話。
「県内上位校の大学合格実績比較」 さくら談話室

県が東葛の校風を壊そうとしたら、まず中学生に先取りをさせて、高入生とクラスを分けたはず。でも、それはしていません。
県がやろうとしているのは、何なのか?

入試改革と東葛中でも書いたように、それは3年後、高入生と東葛中生が一緒になった時に見えてくるのではないでしょうか。